2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

新興国での中産階級

The new middle classes in emerging markets : Burgeoning bourgeoisie (The Economist) 非常に考えさせられる内容だった。新興国の中産階級の台頭と聞いても、巨大市場が生まれるということぐらいしか想像できなかったが、実際には予想を超えるような大き…

The Economistを読みながら聞く

PC

昨年、iPod TouchにインストールしたiSiloでThe Economistを読むことが出来るようにスクリプトを作成した。しかし実際のところ小さな画面で読むことはほとんど無いのが現状だ。Clie TH55では毎朝通勤電車の中でWSJを読んでいたのにえらい変わり様だ。 さきほ…

花粉症

家族3人で耳鼻科に行った。全員患者として診察を受ける。耳鼻科で診察を受けるのも久しぶりだ。子どもの頃はよく通っていたのだけど。花粉症と診断される。アレルギー性鼻炎とだいぶ前に診察されたことはあったが、花粉症もアレルギー性鼻炎も同じようなもの…

ワシントンDCの住民の参政権

Voting rights for Washington, DC : A constitutional conundrum (The Economist) アメリカの首都、ワシントンDCには60万人程度の住民がいるが、下院議員の席が割り当てられていないというから驚きだ。まさに「代表なくして課税なし」とばかり、下院議員の…

WordBook English Dictionary & Thesaurus

PC

iDicにコウビルド英英辞典を入れるのが面倒になって、iTunes App Storeのリファレンスセクションを眺めていたら、このソフトを発見。安いので購入してみた。Words of the dayというおまけがおもしろい。まだ二日間しか利用していないがたぶん毎日異なる単語…

ローマ亡き後の地中海世界 下

ローマ亡き後の地中海世界 下作者: 塩野七生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/01/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 6回この商品を含むブログ (27件) を見るぼちぼち読んでいる。今日は珍しく会社に持って行って昼休みに読んでいた。一度読み出すと…

The Economistのブログ

http://www.economist.com/blogs/ 昨日から大量(といっても4つだが)にThe Economistのブログが誕生。一番注目したいのがButtonwoodのブログだ。しかし記者もprint版の記事だけではなくブログも書かないといけないとは大変である。給与も上がっているのだろう…

iDicで悩む

PC

今日も起床直後からiDicへの辞書ファイルの登録作業を行っていた。リーダーズ英和辞典は使えるようになった。ただ見出し語の中に変な記号が入っているのでiPod Touch上では見づらい。パソコン上でも(DDwin経由)少々見苦しい感じだがまだまし。リーダーズでも…

iPod TouchにiDicをインストール。

PC

久しぶりにApp Storeで購入。iDicというアプリは知っていたけどJailbreakしないと使えないというので躊躇していた。正式版が登場していたことを知って今更ながら購入。 コウビルド英英辞典をEPWINGにしたものがあるので、それをFTP経由で転送したのだけど、…

人類の進化において「料理」が果たした役割

The American Association for the Advancement of Science : What's cooking? (The Economist) 料理という行為は人間の行為の中でもそんなに重要なことなのかと疑問にも感じるが、この記事を読むと料理(特に火を用いて肉を調理すること)が人類の進化に与え…

中国流のビジネスを変えるときが来た

Chinese business : Time to change the act (The Economist) 経済運営全般なら、輸出主導ではなく内需主導型の経済体制に移行せよというところだろうが、今回の記事は企業レベルでの話。まとめると知的所有権というか私的所有権に対する保護が弱いことが、…

ジェスチャーの教育的効果

Education : A handwaving approach to arithmetic (The Economist) 非常に興味深い話。オーバーなジェスチャーを多用するイタリア人は別にしても人間はコミュニケーションの際にジェスチャーを大なり小なり利用している。このジェスチャーがどのような教育…

米国ではなぜか国勢調査は商務省が担当

The politics of the census : Who counts? (The Economist) 先日、オバマ政権は共和党の上院議員に商務省長官のポストを提供すると発表したものの、結局当の本人が辞退して白紙になったというニュースがあった。辞退した理由としてあげているのが、オバマ大…

フランスの法務大臣

France's minority politicians : Ethnic troubles (The Economist) 日本では先日、少子化担当大臣が妊娠したというニュースがあった。閣僚が妊娠するのは初めてのケースらしい。若い女性が閣僚になることがほとんどなかっただけに不思議なことでもないが。…

カリフォルニア州の財政危機

California's crisis : The ungovernable state (The Economist) 米国人の8人に1人はカリフォルニア州に住んでいるらしい。そのカリフォルニア州で予算案を巡る泥仕合が繰り広げられている。同州の予算案は3分の2の議員によって可決されなくてはならないので…

アカデミー賞の地位低下

Hollywood : And the loser is… (The Economist) 本日、米国ではアカデミー賞の授賞式が開催される。米国内だけ見ても視聴者数は昨年においては過去最低であり、スーパーボウルの視聴者の3分の1しかいない。アメリカン・アイドルの視聴率よりも少ないのが実…

NHKスペシャル 病の起源 糖尿病

TV

だいぶ前に録画したもの。調べてみると昨年の秋に放映されていたものだった。糖尿病というと肥満を連想させるが、日本の糖尿病患者は必ずしも太っているわけではない。肉食が本格化するのが遅かったのでインシュリンの分泌量が欧米人よりも少なく、肥満にな…

NHKスペシャル 沸騰都市 第6回「サンパウロ 富豪は空を飛ぶ」

TV

溜まっているビデオを集中的に見ている。ブラジルの経済成長は中産階級の台頭で支えられていることが分かる。所得が向上し多くのブラジル人が車を購入するようになり、交通インフラは慢性的な渋滞に苦しめられることになる。治安も悪いので、防弾処理された…

NHKスペシャル「アメリカ発 世界自動車危機」

TV

これも録画したもの。GMの経営危機は金融の力で無理矢理需要を生み出して需要を先食いしてしまったことが原因と指摘している。それほど意外な話でも無いけど、GMに限らず、自動車販売にはファイナンスは欠かせないのですべての自動車メーカーに言えそうな気…

The EconomistのAudio Editionについて

読者の方よりメールで質問を頂いたのだけど、The EconomistのAudio Editionは定期購読者しかダウンロードできないようです。Print版の定期購読者、もしくは低価格のWeb Edition(ネットのみ閲覧できるサービス)の購読者のみがダウンロードできると思います。W…

NHKスペシャル 沸騰都市 第5回「ヨハネスブルク“黒いダイヤ”たちの闘い」

TV

録画したものを見る。黒いダイヤとは何かと思ったら、アパルトヘイト後に黒人の経済力を向上させるために導入した優遇策で豊かになった黒人富裕層を差す言葉らしい。資源価格高騰で景気も良かったが、最近は金融危機の打撃も受けている。またアパルトヘイト…

意外にも不況の影響は少ないホテル運営会社

Hotels : Outsourcing as you sleep (The Economist) 何となくは分かっていたが、インターコンチネンタルといった大手ホテルチェーンは必ずしも自らホテルを所有している訳ではない。実際にホテルを所有しているのはREITだったりする。ホテルチェーンはホテ…

BS海外ドキュメンタリー「異国で夢破れて 〜出稼ぎポーランド人の苦悩〜」

TV

昨夜久しぶりにテレビを見た。イギリスで働くポーランド人の苦境がテーマ。EU加入で人の移動が自由になったことや、低価格の航空サービスが普及したことにより、ポーランドから大量の移民がイギリスにやってきた。金融危機前は活況のイギリスで一旗揚げよう…

米国のアフガン大統領に対する姿勢に変化

America and Afghanistan : Changing the guard in Kabul? (The Economist) アフガニスタンのカルザイ大統領は就任当初は西側諸国からの高い人気を誇っていた。医療や教育などで成果も上げているが、最近は治安が悪化しており、米国からは露骨にカルザイ大統…

ポーランドにおける為替ヘッジ

Poland's currency woes (EIU) なかなか無茶な話である。ポーランドはまだユーロを採用していないものの、ユーロ域内でのビジネスも多く、ユーロ変動がポーランド企業の業績に大きな影響を与える。昨年の前半はポーランド・ズロチが対ユーロで上昇しており、…

待機児童数

児童数というよりも乳児数というべきかもしれないが。保育園に入るのはかなり大変だと分かった。不況のせいである。不況のため母親たちが働くようになり、保育園に対する需要が増えているようだ。生まれる前からすでに保育園に問い合わせているケースさえあ…

陪審制度に対する各国の温度差

Juries : The jury is out (The Economist) 面白い記事。日本でも裁判員制度がもうすぐ始まる。内容は多少異なるものの韓国や中国でも同様の制度が始まっている。しかし陪審制度の本家とも言える英国や米国といった慣習法(コモン・ロー)の国では、陪審制度か…

南極への観光旅行が人気

Antarctic tourism : Waiting for another Titanic (The Economist) 南極への観光旅行客は過去10年で4倍に増加している。そこで懸念されているのがタイタニックの再来、つまり氷山との衝突事故である。今のところ死者が出るような大事故は発生していないもの…

iTunesコンポはないのか

何度も書いているような気がするが、CDラジカセに、iTunesクライアント機能がついて、操作用の5インチ程度のタッチパネル液晶モニタが備わっているようなものがあればすぐに買いたい。Apple TVだと、液晶テレビが操作用モニタになってしまうので大きすぎる。…

中東和平

America and Israel : Will the relationship change? Yes it can (The Economist) 読むのが難しい記事。イスラエルとパレスチナの和平を実現するには、ハマスを交渉に加えるしかないといった結論か。いくらハマスがイスラエル国家を認めず、テロも放棄しな…