2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

異常だけど民主的である米国大統領選挙

Lexington : Two cheers for American democracy (The Economist) 外国から見れば、2年も選挙戦を戦い、多額の資金が必要となる米国大統領選挙は異常でしかない。確かに問題もたくさんあるが、極めて民主的なシステムでもある。何よりも名家でも何でもない出…

Pocket World in Figures 2009

Pocket World in Figures 2009作者: The Economist出版社/メーカー: Economist Books発売日: 2008/09/25メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (1件) を見るThe Economistの定期購読を更新したら送ってきた。ぱらぱら眺めてみるとなかなか面白いデータ…

The Economistはオバマ支持

The presidential election : It's time (The Economist) 予想通り、The Economistはオバマ支持を打ち出した。マケインにも賞賛すべき点はあるが、オバマのほうが大統領にふさわしいと見る。ただオバマの欠点として、組織のトップとして働いた経験が少ないこ…

トランセンドのSDカードが暴落中

PC

あまともにトランセンドのSDカードを何種類か登録している。アマゾンでの販売価格が上下するたびにメールで通知が届くが、最近のトランセンドの価格下落はすさまじい。2GBのSDカードが510円にまで下落している。6月下旬に購入したときと比較して半額以下だ。…

知的好奇心

知的好奇心 (中公新書 (318))作者: 波多野誼余夫,稲垣佳世子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1973/03/25メディア: 新書購入: 3人 クリック: 39回この商品を含むブログ (15件) を見る読み始める。けっこう古い本だ。書いてある内容は今から見ると違和感…

グローバル化を進める法律事務所

International law firms : Trying to get the right balance (The Economist) 2004年2月の古い記事だが面白い。積極的に世界戦略を進めてきた会計事務所と比較すると、法律事務所のグローバル化は遅れている。クライアントがグローバル化しているので自分た…

FRBはどこまで利下げするか

The Fed's rate cut : Approaching zero (The Economist) 利下げを受けてFF金利は1%にまで低下した。しかし利下げよりもFOMC後の声明の内容がさらに驚きであった。今までは景気減速リスクとインフレリスクの両方に言及していたが、今回は景気減速リスクにし…

粘着テープの意外な使い道

X-rays and sticky tape : See-through tape (The Economist) だいぶ前にトリビアの泉で似たようなネタをやっていた。そのときは確かガムテープを勢いよくはがすと光るといったものだった筈。粘着テープをはがす際に光が出るというのはだいぶ前からよく知ら…

一瞬だけど時価総額世界一になったフォルクスワーゲン

VW and hedge funds : Squeezing the accelerator (The Economist) ポルシェは以前より、フォルクスワーゲン(VW)を買収したいと考えていた。株式もだいぶ買い増していたのだが、反対にヘッジファンドはVWの業績が悪化することを見込んで現在の株価は割高だと…

プエルトリコの現状

Puerto Rico : Trouble on Welfare Island (The Economist) 2006年5月の古い記事。最近はバックナンバーから面白そうな記事を選んでブックマークに登録している。プエルトリコは米国の一部だという事程度しか知らなかったが、なかなか複雑な事情を抱えている…

階層が固定化しつつあるアメリカ

Meritocracy in America : Ever higher society, ever harder to ascend (TheEconomist) 2004年12月というすこし古い記事。実力社会だと自ら認めるアメリカは旧大陸と同じように、またはそれ以上に固定化した社会になりつつあるとの内容。所得格差が子どもの…

フランスの蔵相は元シンクロ選手

France's finance minister : On Lagarde (The Economist) 今回の金融危機では、フランス政府の発言力が増している。G7の今年の議長国は日本の筈なのに、フランスのサルコジ大統領が金融サミットの開催を提唱している。フランスの現在の蔵相(Christine Lagar…

クラウドコンピューティングは企業や経済をどのように変化させるか

CORPORATE IT : Let it rise (The Economist) 二日がかりで読み終えた。クラウドコンピューティングは一種の先祖返りみたいなものだ。ただソフトウェアが細かい部品で構成されるようになり、柔軟性が増すという意味で今までのソフトウェアとは異なってくる。…

破綻した金融機関のトップに刑事責任を追及するのは難しい

Wall Street on trial : Hunting for scalps (The Economist) 大衆の怒りを受けて、当局は金融機関のトップに刑事責任を負わせるのに必至だ。しかしなかなか難しい。破綻した会社の経営者が投資家をミスリードしたとの問題があるが、金融危機が予想以上に大…

新しい監視技術

Surveillance technology : If looks could kill (The Economist) いくら監視カメラを設置しても、映像を人間の眼でチェックするのでは危険を見逃してしまうことになる。そのためコンピュータで自動解析するための様々な技術が開発中だ。単に人間の動きを解…

チンパンジーからのメール

スパムメールをチェックしていたら(時々普通のメールもスパムと認識されてしまうことがある)、爆笑もののメールを見つけた。「早苗」と名乗るチンパンジーからのメールだ。 はじめまして。早苗といいます。キーボード越しで、こうしてメールとしてメッセージ…

米国の住宅価格下落を止めるには

Economics focus : A helping hand to homeowners (The Economist) 銀行に公的資金を投入しても、根本的な問題(不良債権化するモーゲージ)をなんとかしないと金融危機の解決にはならないとの声が出ている。米国の住宅ローンには他国と異なる大きな特徴がある…

水泳を始める

妻がママ友と一緒に、赤ちゃんの水泳教室にいくことになった。赤ちゃん用の水着があるという。海パンのような感じかなと思ったら、レスリングのユニフォームみたいなものらしい。水着の下には水に濡れても大丈夫なおむつも着用するという。私も参加したいが…

苦境に立たされるヘッジファンド

Hedge funds in trouble : The incredible shrinking funds (The Economist) まとまっていて面白い。現在進行中の株安は信用収縮を受けてヘッジファンドが保有資産を売却していることが原因の一つだと考えていたが必ずしもそれだけではないようだ。ヘッジフ…

GAP原宿店での撮影会

妻がママ友と一緒に、原宿店の撮影会に参加しようとしたのだが、参加者多数で整理券をゲットできず。9時45分から整理券配布を開始することになっていたらしいが、早朝から並んでいるパパも多かったようですでに8時頃には整理券の整理券(?)が品切れになってし…

本を読む本

本を読む本 (講談社学術文庫)作者: J・モーティマー・アドラー,V・チャールズ・ドーレン,外山滋比古,槇未知子出版社/メーカー: 講談社発売日: 1997/10/09メディア: 文庫購入: 66人 クリック: 447回この商品を含むブログ (322件) を見る購入。原題はなんてい…

所得格差と結婚格差

Marriage in America : The frayed knot (The Economist) これも2007年5月の記事。非常に興味深い。日本でも同じ事が言えるのか気になるところだ。米国では高学歴の夫婦では離婚率が低下しているのに対して、低学歴の夫婦では離婚率が上昇しているという。ま…

モンスター花嫁の誕生

American weddings : Beware the bridezilla monster (The Economist) これは2007年5月の記事。"One Perfect Day: The Selling of the American Wedding"という本の書評。翻訳は見つからなかった。意外な事実が書いてある。アメリカでは平均の挙式費用は2万8…

The Economistのセクション名

最近、The EconomistのBriefingをさかのぼって読んでみようと思い、バックナンバーを検索してブックマークしていた。どうやら2006年以前はBriefingではなくSpecial Reportとなっている。じゃあ、今あるSpecial Reportはどうなっていたのだろうと思ったら、Su…

オバマを支持する共和党員続出

Lexington : The rise of the Obamacons (The Economist) レーガンを支持した民主党員のように、今回の大統領選挙ではオバマを支持する有力共和党員が続出している。その中でも大物はブッシュ政権で国務長官を務めたコリン・パウエルだ。同氏だけではなく、…

人はいかに学ぶか―日常的認知の世界

人はいかに学ぶか―日常的認知の世界 (中公新書)作者: 稲垣佳世子,波多野誼余夫出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1989/01/01メディア: 新書購入: 10人 クリック: 58回この商品を含むブログ (30件) を見る読了。非常にためになった。人は学ぶ生き物であるが…

ベビーベッドを処分

まだ7ヶ月程度しか使っていないが、ベビーベッドを処分することにした。ベビーベッドだけではなく私たち親が使っているベッドもだ。赤ちゃんも大きくなり、ベビーベッドの手すりにつかまるようになってきたので、全員で布団に寝ることにする。部屋もだいぶ広…

悪の枢軸ならぬ、ディーゼルの枢軸

The anti-West : An axis in need of oiling (The Economist) 以前、ブッシュ大統領が批判していたのが北朝鮮、イラク、イランの悪の枢軸だが、現在、反米意識を露骨に見せているのはディーゼルの枢軸とも言うべきロシア、ベネズエラ、イランの3国だ。原油高…

はてなブックマークでのタグ削除トラブル

それぞれのブックマークにつけられたタグを削除するのは簡単だが、タグ自体を消去しようとすると面倒になる。一つでもそのタグがつけられたブックマークが存在していればよいが(編集ボタンが表示される)、そうではない場合、つまりそのタグを使っているブッ…

クラウドコンピューティングと国家主権の衝突

Information technology : Clouds and judgment (The Economist) クラウドコンピューティングの成長を抑制する要因として問題となりつつあるのが、国家主権との衝突だ。クラウドの中には国境はないが現実社会にはもちろん国境があり、国毎に規制も異なってい…