The Economistはオバマ支持

The presidential election : It's time (The Economist)
予想通り、The Economistオバマ支持を打ち出した。マケインにも賞賛すべき点はあるが、オバマのほうが大統領にふさわしいと見る。ただオバマの欠点として、組織のトップとして働いた経験が少ないこと、議会を支配する民主党からの法案を拒否できるかが不安なことなどを挙げている。ただほとんど文無しの状態で選挙戦を開始し、選挙戦を通じてクリントン共和党という2大組織を打ち破ってきたという事実だけでも組織の管理能力はある程度証明できたと見ているようだ。マケインに関しては有権者に受けが悪い自由貿易を守り続けてきたことや、環境保護に前向きな点などは評価できるが、上院議員としてのマケインから大統領候補としてのマケインになって変質してしまったと指摘。距離を置いていたキリスト教保守派に歩み寄り、最近の大統領選挙を特色となったカルチャーウォーという泥仕合にのめり込むことになる。