2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

携帯電話を作った男

Brain scan : Father of the cell phone (The Economist) この記事はおもしろい。Marty Cooperというエンジニアを紹介しているのだけど、この人物はあまり知られていないものの携帯電話の誕生に大きく貢献していることがわかる。モトローラで世界初の携帯電…

今日買った本

悪霊にさいなまれる世界〈上〉 悪霊にさいなまれる世界〈上〉―「知の闇を照らす灯」としての科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: カールセーガン,Carl Edward Sagan,青木薫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/07/05メディア: 文庫購入: 10人 ク…

これからの自動車

Automotive technology : The connected car (The Economist) IT装備でネットワークに直結したら自動車はどのように進化するのか、おもしろい未来が描かれている。現在の自動車はすでに多くのプロセッサーを搭載しているが、ネットワークに接続するという点…

レーザービームでマラリア対策

Monitor : Zap! (The Economist) レーザービームを使ってマラリア対策を行う試みが進行中だ。ミサイル防衛システムを研究していたエンジニアが関わっているというのがおもしろい。カメラで飛行物体を検出すると、動作を分析し、特定の種類の蚊だけをレーザー…

サッカーまで国有化のアルゼンチン

Football and politics in Argentina : Hand of gold (The Economist) 実際には国有化ではないのだけど、アルゼンチンの国営テレビ局は多額の公的資金を投入してサッカー放映権を購入することになった。優秀なサッカー選手はたくさんいると思われるが、アル…

the economistの定期購読

結局3年で継続することにした。8万円以上振り込むことになった。日本での購読料はなぜこんなに高いのか。the economistではビックマック指数を発表しているが、the economistの定期購読料の指数を算出してもおもしろいかもしれない。だいぶ円が割安に見える…

イラクでのたばこ規制

Smoking in Iraq : Butt out, please (The Econommist) テロによる攻撃が未だ続く中、イラクでは公共の場所では喫煙することを禁止する規制が政府から出ている。喫煙を規制する前にほかにやることあるだろうという不満の声に対して、政府の言い分が笑える。…

輸出依存から抜け出せない日本経済

Rebalancing the world economy: Japan : Stuck in neutral (The Economist) 過去1ヶ月に渡り、4つの経済大国が抱える問題を取り上げてきたが、最後が日本。The Economistの今までの論調からすれば大して意外な指摘でもない。輸出依存を改めて内需拡大を目指…

悪化するイタリア南部

Southern Italy's ills : The messy mezzogiorno (The Economist) イタリア南部の経済・社会情勢は常に悪かったので、最近では注目を集めることはなかった。特にイタリア南部よりも経済が悪い国がEUに加盟してきていることからなおさらである。しかし最近、…

急速に減少する米国の固定線契約

America loses its landlines : Cutting the cord (The Economist) 興味深い記事。米国ではしばらく前から、固定電話を解約して携帯電話だけで済ます人が増えている。しかし昨年になってこの流れが急速に激しくなってきた。不景気のためである。両方持つのは…

多角化する英国の農家

The agritainment business : Hedge-fun managers (The Economist) 英国では農家が多角化を進めているとの記事。多角化と言っても栽培する品種を増やすといった訳ではなく、ビジネスモデルの転換を意味している。農産物を販売するのではなく、エンタテイメン…

英国の電力危機

The looming electricity crunch : Dark days ahead (The Economist) 電力危機と言っても今直面しているという訳でもなく、10年単位で予想した場合のことを指す。南アフリカでは電力不足で計画停電が行われているが、犯罪を引き起こすという問題があった。高…

米国州政府による映画制作への資金援助

America's subsidies for filmmaking : The money shot (The Economist) 米国では多くの州で、州内で映画撮影を行うと資金援助を行うという仕組みを導入している。役所は、資金援助を行っても映画撮影でお金を落としていってくれるので経済が潤うと主張して…

一風変わったオークションサイト

Online auctions : Mind the pennies (The Economist) このようなサイトがあるとは初めて聞いた。通常のオークションサイトでは入札者はいくらでもビッドを引き上げることができる。しかも何回ビッドを引き上げても手数料は不要だ。しかし新手のオークション…

米国の性犯罪対策

Sex laws : Unjust and ineffective (The Economist) 8月はThe Economistも夏休みモードみたいで、Briefingも一つしかない。今回のは米国の性犯罪対策に関する問題だ。読みやすい英文だったが、書いてあることはあまりにもひどくうんざりさせられる。米国で…

The Economistのテキサス特集

A special report on Texas : Lone Star rising (The Economist) なかなか興味深い記事だった。テキサスと聞くと、ブッシュの本拠地で死刑執行が全米で突出して多いといったことからあまり良いイメージは持たなかったが、この特集を読んでだいぶ印象は変わっ…

The Economistの定期購読更新

まだ数ヶ月程度残っているというのに、もうThe Economistの定期購読の更新のお知らせが届いた。昨年はprint版をやめてweb版にしようか考えたが、print版の便利さも最近感じることが多いので購読自体は継続しようと思う。しかし問題が定期購読の期間である。1…

過当競争で苦しむインド航空業界

India's struggling airlines : Flight to value (The Economist) インドの航空市場は旅客数で見ると、世界の2%を占めているにすぎない。しかしインドの航空会社が計上した赤字は全世界の航空会社の赤字の4分の1も占める。労働組合ではなく航空会社自体が税…

肉食のアルゼンチン

Argentina's meaty diet : Bife de lomo, or bean sprouts? (The Economist) 初めて知ったがアルゼンチンは世界でもっとも牛肉を食べる国だ。昨年の統計では68kgも消費している。2位が隣国のウルグアイの41kgなので、アルゼンチンの消費量は突出している。し…

リーマン・シスターズ

Women and the financial crisis : Of bankers and bankeresses (The Economist) EUの偉い人(ちなみに女性)が、次のように言っているらしい。リーマン・ブラザーズではなく、リーマン・シスターズだったらあんなことにはならなかっただろうと。女性の方が男…

花畑牧場の生キャラメル

妻が銀座で購入してきた。結局、私が食べることなくすべて妻の口の中に。なんとも奇妙なのが、この生キャラメル(しかし生とはどういう意味なのかよくわからん)のパッケージである。少しピカソっぽい感じの絵で、正直言ってこの絵で食欲をなくしそうな勢いで…

Shakira Oral Fixation Tour

Shakira Oral Fixation Tour [Blu-ray] [Import]出版社/メーカー: SHAKIRAメディア: Blu-ray クリック: 10回この商品を含むブログ (1件) を見る昨日の夜はこれを見ていた。シャキーラという歌手の名は聞いたこともなかったのだけど、ブルーレイのソフトでな…

年金制度の将来

Ageing in the rich world : The end of retirement (The Economist) 年金という制度は、ビスマルクが宰相をつとめていた頃のプロイセンにさかのぼる。70歳以上になった労働者は年金がもらえるという仕組みだったが、その頃のプロイセンの平均寿命はたった45…

インドの大学で過激化する新入生いじめ

Initiation rituals in Indian universities : Curbing the ragging trade (The Economist) 日本の大学でも、新歓コンパで一気飲みを強要され亡くなるという事件が時々ある。一気飲みはともかく、インドの大学でも新入生に対するいじめが多く、死者まで出る…

米国で増加する在宅学習

The growth of home-schooling : Kitchen-classroom conservatives (The Economist) 米国では子どもを学校に通わせずに、自宅で教育する親たちが増えている。その数は全体の3%というからかなりの水準だ。学校に行かせずに親が自ら子どもに教えるのは並大抵の…

The Economist Audio Edition

iTunes経由でダウンロードできるようになっていた。もちろん誰でもダウンロードできるわけではなく、The Economistのサイトで認証を受けた後に、ユニークなurlを割り当ててもらえるので、それをつかってダウンロードすることになる。そのためiTunes上ではPod…

米国の性犯罪者対策はやりすぎ

Illiberal politics : America's unjust sex laws (The Economist) 何がきっかけでこのような記事が登場したのかはわからないが、非常に興味深い話。米国では性犯罪者はデータベースに登録されて誰でも見ることができる。性犯罪の話を聞いて不安を抱える保護…

費用は受刑者に負担させようとする動き

Criminal justice : Room service not included (The Economist) 受刑者を刑務所に入れておくのも当然のことだがお金がかかる。なぜ犯罪を犯した人を善良な市民が納めた税金で面倒見ないといけないのか。そんなことを考えたニューヨーク州の州議会議員がいる…

Diana Krall / Live In Rio

Diana Krall Live in Rio [Blu-ray] [Import]メディア: Blu-ray クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見るまとまった時間がないので、三日間かかって見ることになった。まったく知らないアーティストだったが、アマゾンのおすすめにやたらと登場する…

Chris Botti in Boston

In Boston出版社/メーカー: Sonyメディア: Blu-ray購入: 6人 クリック: 26回この商品を含むブログ (6件) を見るこちらもブルーレイ版を購入。昨日届いたのでどんな感じか少し見てみようと思ったら、途中で止めることもできず午前2時頃まで終わりまで見ること…