Shakira Oral Fixation Tour

昨日の夜はこれを見ていた。シャキーラという歌手の名は聞いたこともなかったのだけど、ブルーレイのソフトでなにかおもしろそうなものはないか調べているうちに見つけた。ラテンの歌姫ということで、グロリア・エステファンのような歌手をイメージしていたが大きく違う。
コロンビア出身ということだが、音楽は比較的ロック色が強い。マイアミでのライブを収録しているのだけどかなりの集客で、画面に映っている観客を見る限りではかならずしもヒスパニック層のみにアピールしている訳ではなさそうだ。
冒頭、いきなり琴(!)のソロから始まり、なんだこれはと思っていると、次にはシャキーラベリーダンス。後で調べてみてわかったのだけどシャキーラの特技がベリーダンスということで、ライブの最初から最後までほとんど休むことなく腰がくねり続けている。腰がくねるのはわかるが、不思議なのが胸が上下に動く箇所。どこの筋肉を使えばそんな動きができるのか?まあしかしベリーダンスというと中近東のダンスという思い込みがあるのでなんか不思議な感じ。特に、ボーカルなしでベリーダンスのみを魅せる曲まであるし、ライブの構成としては違和感というか、新鮮だ。一番良かったのが最後の「Hips Dont't Lie」。邦題はそのままで「オシリはウソつかない」。ライブ全体でゲストは2名、バックダンサーも最後の曲以外は登場せず、一人で観客を乗せてきたわけだが、最後のようにベリーダンスの群舞というのもかっこいいなと思う。もっとバックダンサーを他の曲でも使えばいいのにと感じた次第。