2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

米国のバブル崩壊は日本よりもひどい

America's banking crisis : Worse than Japan? (The Economist) なかなかショッキングな記事。オバマ大統領は大胆で素早い処置を施さないと日本のように失われた十年を過ごすことになるといったような警告をしている。しかしこの記事を読むと米国の金融危機…

シングルCDの処分

今時、シングルCD(8cmタイプ)は販売されていないのではないかと思う。シングルであっても12センチCDの場合が圧倒的なのではないか。自宅には多数のシングルCD(8cmタイプ)があり、邪魔なので処分してしまおうと考えている。ブックオフに売っても良いがたぶん…

新興国における中産階級の台頭

The middle class in emerging markets : Two billion more bourgeois (The Economist) マルクスは、歴史を動かすのは中産階級だと指摘したらしい。新興国において近年、経済成長に伴い中産階級が台頭している。特に注目されていないが、新興国においては社…

生誕200年を迎えるリンカーン

Lexington : The war over Lincoln (The Economist) 今年はリンカーンが生まれて200年という記念となる年だ。米国の歴代大統領の中でもリンカーンはもっとも偉大な大統領との扱いを受けている。そうなるとジョージ・ワシントンはどうなんだというと、ワシン…

電子ブックリーダーは書籍よりも新聞の救世主になるのか

Electronic-book readers : Well read (The Economist)Electronic books and newspapers : An iTunes moment? (The Economist) AmazonのKindleの新機種が登場した。日本では販売されていないので印象は薄いが、米国では売れているらしい。どの程度の対応書籍…

日興コーディアル売却

Japan's brokerages : Anything but cordial (The Economist) シティグループが日興コーディアル証券を売却することになり、3大メガバンクがそろって名乗りを上げた。奇妙なのがすでに3社とも傘下に大規模な証券会社を抱えていることだ。そのためどのメガバ…

人民元は割安に誘導されているのか

Economics focus : Burger-thy-neighbour policies (The Economist) ガイトナー財務長官が発言したように、中国は輸出競争力を高めるために人民元を割安に誘導しているのか?中国における経常黒字の増加と相まってこのような批判が相次いでいるが、根拠は乏…

運動能力

ここ数日間、赤ちゃんの運動能力がすごい勢いで高まっている。こたつの天板やソファーの上によじ登るようになってきた。さらにはパイプ式のラックをはしごのようによじ登ろうとさえする。ますます目が離せなくなってきた。子どもの成長に合わせて部屋のレイ…

Becky! Ver2.5

セキュリティ面でも強化が図られているそうなので早速アップグレードしてみた。画面の上の方がすっきりした感じ。オープニング画面も変更になった。タンカーが映っているがどこだろう。 ASAHI-NETのスパムブロックで最近はメールもだいぶ少なくなった。Google…

問題はあるけど大事な金融という仕組み

A special report on the future of finance : Greed―and fear (The Economist) 全部読んでみたが、結局、The Economistに毎週掲載されていることをコンパクトにまとめたものといった印象。すなわち、現在のファイナンスには多くの問題があるが、経済成長を…

ジンバブエ

Zimbabwe : Wait and see (The Economist) Leadersに登場する回数ではジンバブエはかなり上位に入っていると思う。英国の植民地だったという過去の経緯も関係しているのだろうか。ムガベ大統領による独裁、経済の破綻、不公正な大統領選挙など悪いニュースに…

グローバル化に伴い複雑化する離婚

Divorce : Money in misery (The Economist) 非常に興味深い記事。グローバリゼーションにより人の移動が激しくなるにつれて国際結婚も珍しくなくなってきた。残念なことに金融危機により所得が少なくなってしまった夫婦が、金の切れ目が縁の切れ目とばかり…

食品添加物表示

近くのスーパーマーケット(人生という名前のスーパー)では、総菜の添加物表示がなぜか裏側にある。表にも充分スペースはあるのに。いちいち裏返して見ないといけない。出来る限り消費者に見せないように細工しているのではないかと疑ってしまう。妻によると…

設備保守業務もアウトソーシング

Outsourcing : A quick fix (The Economist) 社内のIT部門を丸ごと外部企業にアウトソーシングするというのはよく聞く話である。しかし製造業における設備のメンテナンス業務を同じようにアウトソースするとは初めて聞いた。社員ごとまるごと外部企業にゆだ…

高格付けが高リスクへの投資を促したのか

Corporate finance : Triple trouble (The Economist) AAAの格付けを有している企業は低いコストで資金を調達することができる。必ずしもという訳ではないがそれ故、高リスクへの投資を誘発しやすいとも言える。たとえばGEやAIG、バークシャー・ハザウェイは…

清廉潔白だけでは政治家は務まらない

Lexington : Another two bite the dust (The Economist) 立て続けにオバマ政権の閣僚候補が倫理上の問題で辞退する羽目になった。いずれも税金を適切に納めていないことが問題だったのだが、ガイトナー財務長官は金融市場の混乱という特殊要因もあって同じ…

ビデオカメラ

今度買うビデオカメラも、今と同じXactiにしようと思っていたが、ソニーの新製品はかなりすごい。HDR-XR500Vだ。 製品紹介のページを見ると暗所における撮影能力が非常に高い。メモリーカード式ではなくHDDに記録するというのが少し残念だが、欲しくなってき…

進化論を受け入れる国、受け入れない国

Belief in evolution : Untouched by the hand of God (The Economist) 面白いチャート。今年は種の起源が発表されて150周年という記念の年らしい。ナショジオでやたらと進化論の特集をやっていると思ったがそんな背景があったようだ。 意外なことではないけ…

日本関連の記事多数

Japan's electronics giants : Unplugged (The Economist)Japanese business : Nothing to lose but their (restaurant) chains (The Economist)Japan's labour market : Non-regular and not wanted (The Economist) 今週のThe Economistは日本関連の記事が…

経済学とは何だろうか

経済学とは何だろうか (岩波新書)作者: 佐和隆光出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1982/02/22メディア: 新書 クリック: 9回この商品を含むブログ (12件) を見る昨日読了。非常に面白い。考えさせられる。題名で損していると思った。この題名では経済学の入…

値引き交渉をするようになったアメリカ人

The rise of haggling : Let's make a deal (The Economist) 意外な気がするが、アメリカ人はそれほど値引き交渉をしないらしい。もちろんブラックフライデーの目玉商品に殺到するようにバーゲンは大好きなのだが。そんなアメリカ人であるが最近は値引き交渉…

ロンドンに与えられたニックネーム

Bagehot : Reykjavik-on-Thames (The Economist) The Economistの連載コラムのなかでもBagehotが一番読みにくい。イギリスの政治を扱ったコラムだけに私には縁遠いものだ。ただ今回のはなかなか面白かった。ロンドンにはニューヨークにおけるBig Appleのよう…

経済学とは何だろうか

経済学とは何だろうか (岩波新書)作者: 佐和隆光出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1982/02/22メディア: 新書 クリック: 9回この商品を含むブログ (12件) を見る次はこの本を読み始める。半分程度読む。「新しい科学論」(ASIN:406117973X)の経済学版とも言わ…

SDカードが使えるメディアプレーヤー

PC

べつにSDカードに限定する必要はないのだけど、取り替え可能なメモリーカードが使えるポータブルメディアプレーヤーが欲しくなってきた。iPod Touchでは容量が厳しい。32GBなら大丈夫かもしれないが値段が高い。安いSDカードにビデオを保存しておいて交換す…

生き残った帝国ビザンティン

生き残った帝国ビザンティン (講談社学術文庫 1866)作者: 井上浩一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/03/10メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 37回この商品を含むブログ (27件) を見る読了。今年一冊目。さすがに1000年の歴史を文庫本一冊に押し込める…

生き残った帝国ビザンティン

生き残った帝国ビザンティン (講談社学術文庫 1866)作者: 井上浩一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/03/10メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 37回この商品を含むブログ (27件) を見る塩野七生の本をアマゾンで購入したら、この本がおすすめと表示され…

日本の政局

Japan's politics : The Fat Lady is about to join in (The Economist) 記事の中身は特に目新しいものはない。興味深いのが、タイトルである。何かのだじゃれなのだろうって気がしたのだけど、元ネタが分からない。一番最初に思いついたのが、ヨギ・ベラが…

今日購入した本

ローマ亡き後の地中海世界 下 ローマ亡き後の地中海世界 下作者: 塩野七生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/01/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 6回この商品を含むブログ (27件) を見る 経済学とは何だろうか 経済学とは何だろうか (岩波新書)作…

政府救済の対象となった金融機関におけるボーナス

Wall Street excess : Looting stars (The Economist) ウォール街の経営陣たちのあまりにも度を超した行動に、さすがにThe Economistも怒りを示し始めたようだ。同誌は金融機関に対する報酬制限を政府が導入するのは意味がないと指摘していた。経営が傾いた…