ロンドンに与えられたニックネーム

Bagehot : Reykjavik-on-Thames (The Economist)
The Economistの連載コラムのなかでもBagehotが一番読みにくい。イギリスの政治を扱ったコラムだけに私には縁遠いものだ。ただ今回のはなかなか面白かった。ロンドンにはニューヨークにおけるBig Appleのような定着したニックネームはないが、過去には定着こそしなかったがいくつかのニックネームがあった。
90年代後半は再開発が進み"Manhattan-on-Thames"と呼ばれ、その後様々な文化が入り交じるようになると"Londonistan"に変化、そしてロシアの富豪達がやってくるようになって"Londongrad"になり、今は巨大な金融業界に押しつぶされてしまったアイスランドの首都をもじって"Reykjavik-on-Thames"と悪口を言われている。

そういえば、この前、Print版のThe Economistを読んでいると"Bagehot is ill"という文章が載っていた。つまりBagehotコラムは休載ということなのだが、The Economistの記事は無署名が基本だけどコラム執筆は特定の記者が継続的に書いているようだ。