フランスの法務大臣

France's minority politicians : Ethnic troubles (The Economist)
日本では先日、少子化担当大臣が妊娠したというニュースがあった。閣僚が妊娠するのは初めてのケースらしい。若い女性が閣僚になることがほとんどなかっただけに不思議なことでもないが。このニュースを聞いて思い出したのがこの記事。フランスではサルコジ大統領が少数民族出身の閣僚を3人選んでいるのだが、大統領の思惑に反してそれぞれ騒動を起こしているという内容。そのうちの1人である法務大臣は43才とのことだが、先日出産している。面白いことに父親が誰なのか口を割らないという。それに加えて興味深いのはこの事件に関するフランスのマスコミの対応だ。プライベートなことだからという理由で特にこの事件はあまり報道されていないらしい。日本やアメリカなら大騒動になるところだろう。