スコットランドにおけるアダム・スミスの低い扱い

Adam Smith : Monumental profits (The Economist)
非常に意外ではあるが、母国であるスコットランドではアダム・スミスはあまり高い扱いではない。住んでいた家を競売にかけられることになったが、文化財として保存するという選択肢を取らなかったばかりか、競売時の説明にもアダム・スミスが住んでいたという事実は書かれていないという。墓でさえ2006年までは放置されたままになっていたというから驚きだ。スコットランドでは左派が強いので、右派の経済学者と見られるアダム・スミスには冷たい態度を取っているようだ。