20050326

PCで以下の記事を読んだ。
・オーディオブック市場が拡大している。書籍市場は2000年以降横ばいだが、オーディオブック市場は年率1割以上の成長を見せている。最近では単にナレーターが本文を読みあげるだけではなく、ゲームやビデオ映像を詰め込んだCD-ROMをボーナスとしてつけるケースもある。出版社も新しい成長市場としてオーディオブックには力を入れているようだ。本文を読み上げる際にも、場面設定に応じて様々な効果音を入れる場合も多い。


・コメ兵の成長に見る、日本のブランド品の中古市場の拡大。日本では従来中古に対するイメージは良くなかった。以前の所有者の感情が残っているとの迷信もあったのだ。しかし景気低迷によりブランド品の中古の需要が拡大している。コメ兵をはじめブランド品を扱う中古品の店舗は、高級な雰囲気を醸しだしている。店舗イメージを高めることに苦心しているのだ。偽物を見極めることにも注力しており、買い入れスタッフに対してコメ兵では2年間の訓練が行なわれるという。ブランド品の企業から特に同社のようなビジネスモデルにはクレームは来ていないという。同社のようにいらなくなった商品を買い取る企業があると、新品を購入するための資金を提供することにもなり、市場全体を活性化させると同社では指摘している。


イースターではイースターうさぎが欠かせないが、オーストラリアでは少し事情が異なっている。ウサギの代わりに、ビルビー(Bilby)と呼ばれる有袋類の小動物がうさぎの代わりに利用されることが多いのだ。オーストラリアでは、ウサギによる農産物の被害が大きく、ウサギをイースターのシンボルとして扱うのには心理的な抵抗感を示す人も多い。そこで絶滅の危機に瀕しているビルビーを代わりに使う動きがあるのだ。ビルビーを救うための運動を進めている人もいる。グッズ販売などで得た資金でビルビーの保護活動を行なっているのだ。ビルビーのための国の記念日を制定しようと議会に陳情する動きもある。


コメ兵の記事が面白い。このような記事が出てくるというのはブランド品の中古市場が発達しているのは日本独自の展開ということなのだろうか。