2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

キャノンの品質

キヤノンの一眼レフで不良事故が多発する理由、製造請負依存の死角 (東洋経済) あるブログで話題になっていた記事。オンラインで読めるようになっていた。すごい内容だ。国内生産だから高品質なんてのは幻想に過ぎないのか。タイで生産しているニコンのほう…

フランスモデル

The French model : Vive la différence! (The Economist) 欧州では、英米と比較して、高率の税金・高福祉・政府による経済活動への介入が大きいといった特徴がある。しかしフランスほどこの特徴が目立つ国はない。数年前まではこのようなフランスの政策は、…

米国連邦最高裁判所

The Supreme Court : Following Souter (The Economist) この前、ドイツの憲法裁判所を紹介したThe Economistの記事を載せた。(参考:http://d.hatena.ne.jp/ichiyu/20090405/p1)ドイツの憲法裁判所は政治から超越した存在と見られているようだが、米国では…

原始時代のポルノ

Palaeolithic pornography : Unveiled (The Economist) ドイツの洞穴から見つかったのが、マンモスの牙から作られたと見られる人間の人形だ。ホモサピエンスが欧州にやってきたとされる35000年前のものだという。胸やおしりがやたらと強調されているが故に、…

フィアットの野望

Fiat's ambitions : The Italian solution (The Economist) フィアットの生産台数は現時点では世界10位程度だ。しかし同社は自動車業界の台風の目になっている。クライスラーを自社陣営に取りこもうとしているためだ。さらにはGMのOPELまで手中にしようとし…

海賊退治

Piracy : Wrong signals (The Economist) 海賊退治のために、日本を含む各国の海軍がソマリア沖でパトロールを行っている。海賊対策は国際法上でもかなり古くから定義されており、人道に対する罪の根拠にもなっているほどだ。しかしソマリア沖で警戒に当たっ…

インフルエンザのワクチン製造

Global health : Preparing for the worst (The Economist) 豚インフルエンザの騒動は一旦収まったかのように見える。恐れたほど毒性の強いものでもなかった。だからといって油断してよい訳でもない。スペイン風邪と呼ばれたインフルエンザの世界的な蔓延の…

こんな量的緩和はいやだ

Crime in Peru : Printing money (The Economist) 金融危機に対抗して、各国の中央銀行が量的緩和政策を進めている。量的緩和政策は紙幣を印刷するようなものと言われるが、ペルーではまさに紙幣を印刷するのがブームになっている。もちろん偽札だ。ペルーは…

独身税

Tax burdens : It pays to be married (The Economist) 面白いチャート。OECD加盟国の中で一カ国を除いて、世帯持ちは独身よりも手取り収入が多くなる。ちなみにその例外的な一カ国とはメキシコだ。扶養者控除のような優遇措置がないらしい。少子化には無縁…

貿易自由化の恩恵は輸入にある。

Economics focus : Opening the floodgates (The Economist) 貿易自由化のメリットは、輸出を通じて自国の経済成長を促進させることにあると考えがちだが、クルーグマン教授が述べているように輸入こそが貿易の本当のメリットである。輸出は輸入代金を支払う…

静音PC

PC

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/45209.htmlを見ていて、オリオスペックという静音PCに特化したパソコンショップを知った。現在、水冷PCを使っているだけにパソコンの騒音には人一倍気になる。このショップのラインナップを見ていて、興味を引…

中国本土から台湾への投資が拡大するか

Chinese investment in Taiwan : Strait deals (The Economist) 中国本土と台湾との経済関係はかなり偏ったものであった。台湾資本が中国本土に流れ込んで本土でビジネスを展開していたのに対し、中国資本が台湾に流入することは台湾側の規制により困難だっ…

個人消費が米国経済を牽引するのは難しいか

American consumers : Off their trolleys (The Economist) 住宅販売が底を打ったとか、個人消費が回復してきたとか、米国経済に明るいニュースが増えてきた。株価も好感して上昇基調にある。しかし、いくつかの理由により個人消費が米国経済を押し上げるの…

WSJのiPhoneアプリ

オフラインでは使えない(記事を読むことができない)と思っていたが、そうではなかった。無線LAN環境がない場所で、WSJのアプリを起動してみると記事を読むことができた。無線LAN環境で起動したときに記事本分を全部ダウンロードしているのかもしれない。文章…

ドイツの政府系金融機関の問題

German finance : The sick banking system of Europe (The Economist) 強欲資本主義とは無縁だったと思われていたドイツの金融機関でも、多額のサブプライムローンを抱えており経営危機に直面している。主人公はボーナスほしさに過剰なリスクを取った民間金…

500GBのポータブルHDDを購入。

PC

I-O DATA USB 2.0/1.1対応ポータブルハードディスク 500GB(ホワイト) HDPSK-U500 [フラストレーションフリーパッケージ(FFP)]出版社/メーカー: アイ・オー・データ発売日: 2009/03/03メディア: Personal Computers購入: 7人 クリック: 22回この商品を含むブ…

権利が侵害されたクライスラーとGMの債権者

Barack Obama and the carmakers : An offer you can't refuse (The Economist) 大きな問題である。債権者が抱える債権には返済順位が存在する。もちろん株式投資家が一番下に位置する。返済順位が上位の社債は元本の安全性と引き替えに低金利で我慢している…

インフラ投資

Infrastructure : Ports in a storm (The Economist) インフラ投資のセールスポイントは、景気変動に強いという点だった。しかし現在進行中の世界的な激しい景気後退がこの主張が本当なのかどうか試すことになる。短期的にはインフラから上がる収益は景気変…

土曜ワイド劇場の明智小五郎

さっきのエントリーで天知茂の明智小五郎シリーズを思い出してしまった。子どもの頃よく見ていたがかなりエロチックでグロテスクだった。家族一緒に見るようなものではない。DVD化されているみたいなのでレンタルしてこよう。YouTubeで見ることができるテー…

中森明菜イースト・ライヴ インデックス23

中森明菜イースト・ライヴ インデックス23〈5.1 version〉 [DVD]アーティスト: 中森明菜出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売日: 2006/06/21メディア: DVD購入: 11人 クリック: 74回この商品を含むブログ (4件) を見るアマゾンにて購入。CD…

所属政党鞍替えの背景

オバマ政権発足100日を記念してか(たぶん違う)、共和党の連邦上院議員Arlen Specterが民主党への鞍替えを発表した。米国の連邦議会では日本ほど党議拘束が強くない(ひょっとしたら党議拘束自体が無いのかも)ので、政党を変更することにどんな意味があるのか…

パキスタンの現状

Pakistan and the Taliban : A real offensive, or a phoney war? (The Economist) コメント数がすごい。これほど話題を集める記事には見えないのだが。。しかしパキスタンの現状はよく分かる良い記事だと思う。Briefingなので長文だが。パキスタンには米国…

権力基盤を固めつつあるベルルスコーニ首相

Italy and its prime minister : The Berlusconisation of Italy (The Economist) 興味深い記事。イタリアのベルルスコーニ首相といえば、相次ぐ失言や失態、さらには嫁さんに三行半を突きつけられるなど決して良いイメージではない。昨年の総選挙ではThe Ec…

iPod Touch/iPhone用WSJ

毎朝、通勤時にWSJのpodcastを聞いている。途中にCMが入るのだが、そこでipod touch用のWSJブラウザが紹介されていた。先ほど思い出してapp storeからダウンロード。レビューにも書いてあったとおり、PC用サイトでは有料購読者しか読むことができない記事で…

騒音が小さいのもそれはそれで問題か

Electric cars and noise : The sound of silence (The Economist) 電気自動車やハイブリッド車は騒音が小さい。一見喜ばしいように見えるが必ずしもそうではない。エンジン音がきこえないと歩行者が車が近づいてきたのに気づかず事故の危険性が高まるのだ。…

Collins COBUILD Student's Dectionary Plus Grammar

iDicをiPod Touchにインストールして、EPWING化したコウビルド英英辞典をインストールしようとしたが、なかなかうまくいかなかった。先日App Storeを見ているといつのまにかアプリが登場している。しばらく考えたが先ほど購入。2300円。ファイルサイズは4MB…

アングロサクソンモデルと欧州モデル

Europe's economies : A new pecking order (The Economist) 欧州での過剰規制、高率の税制、経済への国家関与などが欧州大陸の経済成長を抑制しているとさんざん指摘されていた。しかし米国や英国発の金融危機により、欧州大陸の経済運営のほうがまだましな…

惑星間インターネット

Interplanetary net : Dot Mars (The Economist) NASAが惑星間インターネット用のプロトコルを開発した。地上でのインターネットと大きく異なるのが、一時的なバッファーを持たせている点である。惑星間の通信では位置関係によって通信可能な時間帯が限定さ…

電気自動車業界のスティーブ・ジョブズ

Face value : Electric evangelist (The Economist) Better Placeという会社のShai Agassi氏の紹介。The Economist誌ではテクノロジー業界ではスティーブ・ジョブズに次ぐセールスマンと評価している。面白いのがジョブズと同じように同氏にも"reality-disto…

ダックスフンド

Dachshund racing : Dogs in a hurry (The Economist) 米国でダックスフンドのレースが人気だという記事。ダックスフンドは米国ではソーセージドッグまたはウィンナードッグと呼ばれているらしい。それより興味深いのは第二次世界大戦時にダックスフンドを"l…