自宅ネット回線増強

数週間程度前から、在宅勤務しているとネットワークの不調に悩まされることが多くなってきた。teamsで音声が途切れるとか、会議の接続が切れるとか、メールサーバーにアクセスできないとかそんなトラブルである。

 

子どもがコロナによる登校自粛で、リモートで授業を受けていたり、昼間からApple TVでプライムビデオを見ているため、ストリーム数が増加しているのではないかと考えた。子供だけではなく妻も在宅勤務でパソコンをネット接続しておりこれもトラフィックが増える要因になっているのだろうと推測。

 

そこでストリーム数が多いハイエンドの無線ルーターを買おうと思ったものの、wifi6の端末は自宅にはほとんどないため新機能のメリットがなく、各端末の設定の手間を考えるとルーターを買うのも躊躇していた。

 

そこで思いついたのが、古い無線ルーター(Aterm WR9500N)を、現行の無線ルーター(Aterm WG2200HP、2016年8月に購入しているので結構古い)のLANポートに接続するという方法だ。会社のパソコンは、古い無線ルーターに接続するように変更してとりあえず様子を見た。

(なお古い無線ルーターはPPoEではなく、単なるローカルルータとして設定しないと機能しなかった。)

 

結局、古い無線ルーターを通じたアクセスでも不具合はなくならなかったので、思い切って新しい機種を購入。同じAtermのWX3600HPだ。新機種であるWX5400HPにしようかと考えたものの、発売当初の製品も少し危険な気もして、昨年発売されたWX3600HPにした。

 

急遽昼休みに切り替えたが、速度自体は大して変わらず。ただ会社のPCからの接続状況は大幅に改善したように見えた。ルーター側の問題だったようだ。

 

これで自宅には3台のatermがあるが、新機種ほど筐体が大きくなっている。内臓アンテナが巨大化しているのだろうか。ルータやホームゲートウェイ用の棚があるのでスペースにはまだまだ余裕があるが。

 

できる限りに手を打っておくべく、プロバイダー(asahiネット)の接続をIPv6切り替えた。Apple TVの接続をWIFIから有線に変更。新しいルータにはQoS設定ができるので、会社のPCの優先度を高に設定。フレッツ光もハイスピードからギガラインにアップグレードも行った。月額200円の負担増で速度は5倍になるはずだが、実際にはそんなことはなく、アップロードは倍になったものの、ダウンロードは数割程度の増加にとどまる。もともとハイスピードでもなぜか理論値の200MBps以上の速度が出ておりあまり効果はなかったようだ。

 

これで一安心と思ったが、teams会議でまだ音声が途切れるという事象は発生する。zoomだとまだましな感じだ。会社のネットワーク環境も現在変更中なのでどこが問題なのか分からず、結構ストレスとなる。

 

回線増強によるコスト増加を抑えるべく、今まで放置していた光コラボへの移行も検討している。asahiネットへの転用が選択肢としては一番無難だろうか。asahiネットも20年程度利用しているが不満はないし安心感はある。