お宮参り

今日、実家から両親が上京してきた。一緒に明治神宮にお宮参りにいくことになる。安産祈願は水天宮で行ったものの、自宅から水天宮までは遠く、赤ちゃんを連れて行くのは大変なので比較的近い明治神宮にした。水天宮には別の機会に赤ちゃんと一緒にお参りすることにしよう。

明治神宮は私も妻も一度しか行ったことはない。ネットで調べてどんな事前準備が必要なのか調査しておいた。祈願の事前予約は不要。30分おきにやっている。つまり祈願は30分以内に終わる。実際には20分程度だった。お宮参りだけではなくいろいろな祈願の人を一緒にまとめてやっている。商売繁盛や厄除けの人も一緒だった。祈願料は自由だが1万円が相場みたいだ。1万円以下だとお札に名前を書いてもらえない。祈願のセレモニーのあとにはお酒や杯(?)などのおみやげももらえる。肝心のお札をどこにおけばよいのか悩む。

お宮参りは私が新生児の時以来なので当然どんなものかは覚えていない。両親は今まで何人かの孫のお宮参りに参加しているのだが、明治神宮のお宮参りにはかなり感動した様子。たしかに巫女さんなど登場するキャスト(と呼んでいいのか)が10人近い。小さな神社だともっと適当なものらしい。名前と住所まで神主(?)が独特のイントネーションで読み上げてくれる。祈願を行う神楽殿の設備もかなり立派でホテルみたいな感じだ。大きな神社は財力があるなあと感心してしまった。

祈願のあとは、地下にある写真スタジオで記念撮影。これも事前予約は不要。しかしかなり高い。焼き増し代を含めて7万円以上もかかる。両親もびっくりだ。写真撮影自体はスムーズに終了。赤ちゃんがぐずったり、寝てしまったりすると時間がかかるようだが、うちの子は機嫌がよかったのでそんなに時間はかからなかった。スタジオの人はさすがに手慣れた様子で赤ちゃんを扱っている。スタジオでは持ち込みのカメラでは撮影できないのが普通らしいが、ここではスタジオのスタッフによる撮影が終了後、自由に撮影させてくれたのがうれしかった。

明治神宮には外国人観光客も多い。大阪には緑が少ないだけに都会の真ん中にこんな大きな森があることに両親は驚いていた。ちょうど東京の観光にもなって一石二鳥だった。平日なのに結婚式も数組あったようだ。

暖かくなったせいか、参道を歩いていると虫(蚊?)がやたらと多い。落ち着いて撮影できないほどだ。入り口から神楽殿までかなり歩くのでだっこするのはかなり疲れるようだ。ベビーカーを使うとしても砂利道なので赤ちゃんにとって乗り心地がよいのかどうか分からない。