以下の記事を読んだ。
・大学卒業生の間では、ウォール街の調査部門は魅力的な就職先であった。しかし最近は、投資銀行業務との分離が求められているため、投資銀行業務による収入で調査部門のコストを補うということができなくなった。そのためドットコムバブル時代のような高額のボーナスも期待できない。そもそも証券会社による調査部門の求人自体が減少している。以前は数ヶ月間に渡る、豪華な研修プログラムもあったが、今はその名残もない。そのような中で、メリルリンチにジュニアアナリストとして入社したある若者の生活を紹介している。
(NY Times)(2005/07/29)(Finance)(924 words)(Rating:4)
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nguyen (15.04) nguyen's (14.04) nguyen's (14.04) shahida (10.62) steepening (9.92)
・ヒューレット・パッカード(Hewlett-Packard)とアップル(Apple)との間でのiPodに関する提携が解消されることとなった。ヒューレット・パッカードにとっては、iPodが自社戦略にマッチしないと判断されたようだ。しかし両社にとって業績に与える影響は小さい。ヒューレットパッカードでのiPod販売量は全体の1割程度にしかならない。iTunesは引き続き、ヒューレットパッカードのPCに標準搭載されて出荷される。契約により、ヒューレットパッカードはiPodに競合する商品を来年8月まで販売することはできない。
(WSJ)(2005/07/29)(TMT)(561 words)(Rating:4)
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ipod (16.48) reselling (11.42) apple (10.52) fiorina (8.80) ipods (7.82)
・地球の自転の速度は24時間ぴったりというわけではない。月の重力により、自転速度は遅くなってしまう。そのためときどき閏秒(leap second)が一秒だけ挿入されることになる。いつ挿入するかは、任意に決められ、前回は90年代後半に行われた。しかし閏秒は難しい問題を含んでいる。ソフトウェアの多くは閏秒の処理を考慮していないので、閏秒によりシステムに障害が発生してしまうことがあるのだ。そのため米国はITU(国連の下部組織)に、閏秒の廃止の提案を秘密裏に行っている。閏秒によって引き起こされたシステムトラブルが大規模な事故につながることを恐れたためだ。しかしこの提案内容が漏れてしまったために、天文学者たちが反発することとなった。天文学者にとっては時間と地球の自転は一致しているべきとの信念があるためだ。また閏秒の廃止は、天文台にある設備の更新が必要になるという問題もある。米国は閏秒のかわりに、500年程度に一回、閏時間を設けるという方法を提案している。夏時間に移行する際に、時計を変更するが、これと大して作業量は変わらないと主張している。
(WSJ)(2005/07/29)(A-hed)(1,312 words)(Rating:3)
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leap (17.32) itu (15.69) timekeeping (15.29) astronomers (14.57) clocks (13.06)
・天使と悪魔の投資術。モラルが社会で注目されるようになったことを受けて、投資商品でも価値観を重視するものが登場している。カトリックの価値観にあった銘柄に投資する投資信託(Ave Maria Funds)が存在する一方、Vice Fundという社会に害悪をもたらす商品やサービスを提供する企業に投資する投資信託も登場している。この2つのファンドの運用成績を比較してみると、両方ともベンチマークであるS&P500を上回っていることが明らかになった。おもしろいことにこの二つのファンドでは、同じ銘柄も入っている。軍需産業関連の銘柄である。2つのファンドの好成績の背景には、銘柄選択の条件がちょうど株式市場の相場に合致していたという点がある。
(Slate)(2005/07/29)(Finance)(996 words)(Rating:4)
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catholic (12.12) maria's (11.62) moneybox (11.09) virtue (10.74) secularly (10.62)
slateのmoneyboxというコラムはなかなか面白い。最近あまり読んでいないのだが、定期的にチェックしないと。