昨年の投資信託における不正取引の原因として、保有有価証券の評価に古い時価を利用していたことが上げられる。SECは以前よりこのような事態に対応するために、フェアバリューを用いて評価するように指導してきたが、事件を受けて行ったアンケートではフェアバリューを導入している運用会社は少ないようだ。また導入していても実際に利用しているのはごく限られたケースにとどまっているようだ。またフェアバリューは、様々な仮定に基づいて算出されるために、主観が入り込みやすい。トヨタやNTTドコモの評価をファンド間で比較すると数パーセント以上の格差が生じている。フェアバリューを提供している外部ベンダーでは、算出したフェアバリューを翌日の取引価格と比較してどの程度正確であったかチェックしているものの、運用会社内部で算出しているようなケースではこのようなバックテストが行われないことが多い。
Mutual Funds' Pricing Flaw
(WSJ)(2004/03/24)(Mutual Funds)(1,213 words)
Readability: fog=13.29 flesch=45.90 kincaid=10.86
fair-value (32.21) scheidt (14.04) market-timers (13.46) market-timing (12.68) wloszczyna (10.62)
(WSJ)(2004/03/24)(Mutual Funds)(1,213 words)
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