20060226

以下の記事を読んだ。

  • 投資信託の受益者は運用成績が悪いときには文句を言う相手がいる。ファンドマネージャーである。しかし受益者がファンドの購入と売却のタイミングがまずければファンドマネージャーにはどうしようもないのも事実である。ある研究者が調査したところによると、投資家からの資金が大量に流入したファンドはその後運用成績が悪化し、資金が出ていったファンドでは逆に運用成績が向上したという結果が出ている。この動きを端的に示しているのが99年におけるハイテク成長株ファンドへの資金流入である。反対にバリュー株ファンドからは資金が流出していた。投資家は解約したい気持ちを抑えて我慢するか、もしくは積極的に資金が流出しているファンドに資金を振り向けることで利益を得ることができる。
    日曜日のNew York TimesのStrategiesというコラムは面白い。金融アカデミックの論文が紹介されている。今回紹介されていた論文は、 http://mba.yale.edu/faculty/pdf/lamontdumb_money.pdf になる。