爆笑問題のニッポンの教養「学校は何も教えてくれない?〜教育社会学・広田照幸〜」

これも録画していたもの。明治時代の浪人生の日記が笑える。また戦前の田舎の不良の行動を紹介した新聞記事も面白い。ラブレターを出しただけ、またのぞき見をしただけで新聞で報道されてしまうのもかわいそうな話だが、行動自体は今も昔も大して変わっていないように見える。変わったのは社会がどのように認識するか、その認識の仕方である。



ちょうどBSを見ていると、ニューヨークのお受験ブームを取り上げた番組をやっていた。お受験と聞くと小学校受験を想像するが、この番組で紹介しているのは幼稚園である。名門幼稚園では競争率が20倍以上というから驚きだ。試験内容も図形認識などけっこう難しい。受験準備のための家庭教師を派遣するサービスが人気を集めているとも報道されていた。たぶんお受験にお金を投じることが出来るのは金融業界で働いているような人が多いだろうし(特にニューヨークだけになおさらだ)、景気悪化でお受験ブームも下火になるのではないかという気がした。