ドキュメント・にっぽんの現場「お年寄りを虐待から救え」

だいぶ前に録画したもの。地域包括支援センターという組織があるとは初めて知ったが、お年寄りの面倒を見るセンターらしい。最近お年寄りに対する虐待が増えており、センターに寄せられる相談も増えている。虐待するのは自分の息子や娘だ。不思議でもないがお金が絡んでいる場合が多そうな感じである。上記の定時制高校と同じく経済状況が悪化していることが背景にあるように見える。
センターの職員はお年寄りの家庭に介入して問題を解決しようとするが、親子の関係は簡単には変わらず難しい仕事だと思う。精神的にもかなりストレスが溜まりそうだ。地域包括支援センターはお年寄りの面倒を見ることが目的で設立されているだけに、お年寄りの家族の問題には関わることが難しい面もあるようだ。しかしお年寄りの問題を解決するには息子や娘の問題も解決しないと根本的な解決にはつながらずジレンマがあるように見える。