フランスのストライキ

Industrial relations : On strike, virtually (The Economist)
フランスのストライキは数の上では減少しているように見えるが、企業経営者から見れば依然大きな問題となっている。というのもストライキのやり方が変わりつつあるためだ。大規模で長期間のストライキではなく、突発的で短期間(場合によっては1日以内)のストライキが増えているという。カンバン方式(Just in time)が普及する中、短時間でもストを行われるとサプライチェーンに大きな打撃を与えることができるので、経営者にはそれなりの圧力があるようだ。しかも短時間のストなので参加する労働者にとっても失う賃金が少なくて済むというメリットがある。