まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか

まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか

読み始める。面白い。人間はなぜランダムさを理解するのが難しいのか、それがテーマ。著者はヘッジファンドのマネージャーであるが、金融関連の本とも言い難い。進化心理学・行動経済学・科学哲学・クリティカルシンキングがごっちゃになったような本だ。巻末の参考文献を見ても私が最近読んだ本が結構入っていた。
最初のほうに章単位の要約が掲載されているが、ほとんど要約になっていないのが笑える。
調べてみるとアマゾンのウィッシュリストに原著を登録したのが2006年5月9日だった。どこで知ったのか、非常に気になる。