handbrakeのアスペクト比の謎

iPod用のビデオファイルを作成するのに、大活躍のhandbrakeだが、アスペクト比の設定が未だに疑問である。バージョン0.9ではソフトウェアで自動的にソースを分析して、出力ファイルのアスペクト比を決めてくれる。よく分からないのでソフトウェアで決めてくれたアスペクトをそのまま利用しているが、同じレターボックスのソースをエンコードしても、やたらと横に長い出力ファイルとなってしまうことがある。レターボックス(スクイーズではない)ならどれでも同じアスペクト比になりそうな気がするのだが、実際は異なっている。不思議だ。画像自体が横長に引き延ばされているわけではないので、視聴には問題ないのだが非常に気になる。

iPodでは、ビデオの再生は画面サイズ640*480までしか行えないとされている。しかしこれを上回っていても問題なく再生できる場合もあるからやっかいだ。handbrakeで、iPod High-Rezエンコードすると、640*480を上回るサイズになることもある。今まではiPod Classic上で再生できたが、今日初めて再生できないケースに遭遇した。656*368という画面サイズのファイルだ。しかし不思議なのはiTunesからはiPod上に転送できたということだ。普通はiTunes上で転送できませんエラーが表示される筈なのに。また問題のファイルをiPod上で再生した場合には、音声だけが出てくるというおまけ付きだ。だから最初、暗闇のシーンなのかなと勘違いしてしまった。このファイルをパソコン上で再生するともちろん普通に楽しめる。