うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

昨夜11時よりBS2で放映していたので見た。午後10時から1時間にわたってこの映画について熱く語るという長い前振りがあり、ある程度あらすじは分かってしまったものの、充分楽しめた。レンタルしてもう一度見たい。今のCGアニメ(同じBS2ではモンスターズ・インクを前に放映していた)と比較すると画質に時代を感じさせるのは仕方がないか。
評論家の宮崎哲弥が、エンディングで泣いてしまうと話していたがなんとなく分かる。夢が覚めることは一つの物語(人生)が終わることを意味するのかもと考えてしまった。そもそも覚めない夢は夢と言えるのか。

「責任取ってね」の台詞の直後から始まる、夢から覚めるシーンはかなりの迫力だ。なぜか背景がDNAの二重らせん。映画館で見ていれば目が回っていたかもしれない。
あと、タクシーの中での会話(相対性理論を連想させる)も非常に刺激的だ。