これでハードディスクレコーダーに溜まっていたものをすべて見終わった。
- Mind Of The Assassin 米国のシークレットサービスでは、大統領暗殺を防止するために長年暗殺者の心理を分析してきた。その分析を学校における銃乱射犯の心理分析に応用しようとしている。事件を起こす前に、周囲の人間は気づいている場合が多いらしく、適切な対応を取ることで、バージニア工科大学での銃乱射事件のような悲劇を避けられると期待している。興味深いのがシークレットサービスの訓練の様子だ。隊員が交代で大統領と暗殺者の役を演じ、実戦訓練を行っている。映画のようなセットまであり、大統領専用機まで含まれているというからかなり大規模なものだ。
- Armed And Dangerous 前のレポートに関連して、これもバージニア工科大学の事件に関する話題。この事件の犯人は、カウンセリングを受けており、精神面で問題を抱えていたが、このような問題がありながら簡単に銃を購入できた。レーガン大統領暗殺未遂事件を受けて、銃規制のブレーディー法が制定されたものの、充分には機能していない。州が精神障害者の情報をFBIに提供しない場合が多いので、購入時のチェックが満足に行えないのだ。この不備を解決しようと法改正を訴える議員もいるが、反論も多い。精神障害者の個人情報をFBIに提供することに拒否反応を示すのが患者の擁護団体だ。逆に全米ライフル協会は現在の法の不備を認めて、法改正の必要性は認めているようだ。
- Revisiting Don Imus Shock Jockと呼ばれる過激な発言で知られるDJ達がいる。その中の一人、Don Imusへのインタビュー。黒人女性バスケットボールチームを差別する用語を発言して、番組を降板させられた。この事件自体はWSJでも大きく紹介されていたので知ってはいたものの、Imusがどんな人なのかはまったくわからなかった。今回のインタビュー(クリントンが大統領の頃なのでだいぶ前に収録されたものだ)でだいぶ分かった。
