ダーウィンの危険な思想―生命の意味と進化

ダーウィンの危険な思想―生命の意味と進化

ダーウィンの危険な思想―生命の意味と進化

4分の1程度まで読んだ。この本も読みにくく、眠くなってしまう。寝る前にちょうど良いかもしれない。
読んでいると、種とは何かという疑問が出てくる。そもそも種というのは存在するのか。分類するという人間の本性が「種」という概念を生み出しただけなのか。一つの生命から気の遠くなるような長い時間をかけて無数の生物に枝分かれしてきたわけだが、どこからどこまでをある「種」とすべきなのか、非常に難しい作業に見える。
あたかも、グレースケール(左端が黒、右端が白となった帯状のグラデーション)を見て、ここからここまでを黒、ここまでを灰色、ここからが白と分類するようなものだろう。
読んだことはないが、ダーウィンの「種の起源」で述べられていないことは種の起源そのものらしい。