007カジノ・ロワイヤル

007 カジノ・ロワイヤル スペシャル・エディション (2枚組) [Blu-ray]

高画質として評価の高いこのソフトを購入してみた。amazonで半額以下になっている。
140分以上もある長い映画だが、途中で再生を止めることなく一気に見てしまった。いつものテーマ曲、いつものオープニングタイトルを見ると新しい映画なのに懐かしさを感じてしまう。子どもの頃にはテレビと言えばテレビであり、地上波とかケーブルテレビとかややこしい表現はなかったが、007の映画がテレビ初放映される時は私にとっては大きなイベントだった。007は大作映画の代表だった。今となってはそれだけの存在感はないが、映画らしい映画と言える。映画を見たなーという気持ちになる。
ジェームズ・ボンドはロジャー・ムーアが演じているのが一番印象に残っているが、今度のダニエル・クレイグは紳士と言うよりも野獣と言った印象。ただカジノでのスーツ姿は男性が見ても単純にかっこいいなあと思ってしまう。
ストーリー展開には少し疑問もある。ヴェスパーが裏切る場面が唐突で暗示するようなシーンがないのでとってつけたような感じだ。ホワイトという男がいきなり最後の方で登場するが、もう一回見ると冒頭にも登場していた。
ソニー製品がこれ見よがしに登場するのも少し気になる。ボートの上でボンドがvaioを触っているシーンなどはvaioのCMのような印象だった。