20051227

以下の記事を読んだ。6時20分起床。昨日はPC設定で寝るのが遅くなってしまった。PCは連休前に購入しておくべきだったと後悔。

  • フランスの製薬会社であるSanofi-Aventisの株価が今年になって3割以上も上昇している。他の大手製薬会社と比較しても上昇幅は極めて大きい。背景には同社が最近買収したAventisとの統合効果が現れていることと、来年初めにもFDAより認可を受けるものと予想されている肥満薬への期待がある。特にAccompliaと呼ばれている肥満薬が同社の主力薬になるとの期待が大きい。しかし過去に他社が発売した肥満薬の販売動向を見ると過剰な期待は禁物とアナリストは指摘している。同社は心臓病や糖尿病を抱えている患者にこの薬を販売する意向で、単に減量したい人には販売しないことにしている。また同社はこの薬以外には開発中の新薬ラインナップがあまり魅力的でないことを懸念するアナリストもいる。

  • 中国の輸出ブームをの恩恵を受ける銘柄の一つとしてアナリストが指摘しているのが、China Merchants Holdings International(CMHI)である。同社は香港に上場しているが、中国の巨大港湾設備をいくつか保有しており、輸出増加の恩恵を受ける立場にある。加えて同社はコンテナ製造メーカーも保有しており、この分野でも輸出ブームの恩恵を受けることができる。港湾設備を保有している企業はほかにもあるが、同社は港湾設備から得る収益の比率が高いことが特徴である。港湾ビジネスは初期投資は巨額になるものの、その後の投資は小規模であり荷動きが増加した際には収益性が極めて高くなることが魅力である。

  • 無神論であり、共産党支配でもある中国でも最近はクリスマスを祝うようになってきた。しかし家族で過ごすのが中心である欧米とは異なり、カップルがロマンスを楽しむというのが中国風である。所得水準の向上に伴い、様々なサービスがクリスマス商戦に投入されている。クリスマスの宿泊プランや、クリスマスにオールナイトで恋愛映画を上映するというサービスが提供されている。中国には旧正月というビッグイベントがあるが、旧正月は家族や親戚と集まるという習慣があるものの、クリスマスにはしがらみを感じることなく自由に過ごすことができるという点が若い世代にアピールしているようだ。
    日本も同じような感じ。