デザイン・アラウンド

特許に触れないように模倣品を開発するという「デザイン・アラウンド」という手法が増加している。半導体などの業界でこのような手法が多い。しかし成熟した産業である自動車部品などでもデザイン・アラウンドは横行している。製品がコモディティ化し、何とか付加価値をつけて高い価格で販売しようとするためだ。特許を防衛する側としては、結果的に開発コストが増加することにある。デザイン・アラウンドを念頭において様々な代替案を考えてすべての技術で特許を押さえておく必要があるためだ。