破壊的イノベーションに対応する難しさ

Technological change: The last Kodak moment? | The Economist
コダック富士フイルムに関する記事。両社との写真フィルムが大きな収益源となっており、デジカメの登場は大きな問題をもたらした。両社ともこの点はよく認識しており、早いうちから対策を考えていたものの、結局、コダックはデジカメの波に飲まれつぶれる寸前にまで追い込まれている。反対に富士フイルムは新規ビジネスの開拓で生き残ることができたのだった。記事のなかでは、コダックがまるで変化を嫌う日本企業のようで、富士フイルムが積極的な変化を推し進める米国企業のようだと評している。ただコダックも変化を前にしてあぐらをかいていたわけでもなく、変化の波があまりにも大きかったのでどんな手を打ったとしても生き残るのは難しかっただろうと同情的だ。