ヴァギナの美容整形手術

Perverse Incentives - Magazine - The Atlantic
整形して何の意味があるのかというのが第一印象。見せびらかすような物でもないだろうし。しかし米国の西海岸を中心にヴァギナの美容整形手術が人気を集めているという。背景としては、ポルノの影響がある。ポルノで他人のヴァギナを見る機会が増えたということだろうか。またブラジリアン・ワックスの人気も関係している。この言葉自体、初めて知ったが、調べてみると陰毛の脱毛処理らしい。なぜブラジル人の女性が極端に露出が多い水着を身につけることが由来という。脱毛処理をすると、もちろん丸見えになってしまうので、いろいろ気に入らない点が出てくるようだ。
手術を手がける婦人科の医者の側にも、健康保険が適用になるような治療ばかりを手がけていても大して金にならないという事情や、医大に進学するために抱えた学費の借金を返済しなければならないという背景があるという。この記事の中ではそんな手術を手がける医者たちのカンファレンスを紹介しているが、医者と言うよりも起業家の集まりのようで、セッションの中にはサーチエンジン最適化(SEO)まで含まれているというのが興味深い。学会とかはこのような美容整形手術には警告を鳴らしており、ろくに施術内容を監視する機関もない状況だ。


整形手術で思い出したが、顔をまるごと移植した手術が紹介されていた。高圧線で顔をほとんどやけどで失ったという。この記事には移植を受ける前の写真も掲載されているがなかなかというか、かなりグロテスクだ。