景気悪化で死刑廃止の機運が高まる米国

The death penalty : Saving lives and money (The Economist)
少し前に、米国の死刑制度に関するThe Economistの記事を紹介した。(http://d.hatena.ne.jp/ichiyu/20090306/p1) この記事もおおむね同じような内容。死刑には非常にお金がかかるので、景気悪化で税収が落ち込んでいる州政府にとっては頭が痛い問題である。そのため死刑を廃止して浮いたお金をもっと建設的な用途に使おうとの動きが出ている。ただ米国の中でもっとも死刑に積極的なテキサス州ではこのような動きはまだ出ていないようだ。