フィンランドから学ぶ教育改革

Education reform : Top of the class (The Economist)
OECDPISAテストでダントツの一位を取っているのがフィンランドだ。秘密を探ろうと多くの教育関係者や政治家がフィンランドに視察に訪れている。しかしフィンランドの成績が良いのは教育システムだけではなく、歴史的背景や気質、フィンランド語の構造など様々な要因が考えられ、単に教育システムだけを取り入れてもうまくいかないだろう。ただ一つ言えるのは、教育システムの改革を行う際にはコンセンサスを取って着実に進めていくということではないか。英国では教育改革を行わない日は浪費でもしたかのように連日なんらかの改革が打ち出されている。日本でも同じかもしれない。ゆとり教育にしてもまだ始まって日が浅いのに、もう方針転換の声も出ている。