ソフトウェア開発における保守とリベラル

http://www.atmarkit.co.jp/news/200803/27/acid.html
これを読んで、政治における保守とリベラルという違いが、ソフトウェア開発でも言えるのかもしれないと思った。今までの遺産を守りつつ手持ちのものからなんとか良いものを生み出そうとするのが保守であり、反対に今までの遺産を全部ご破算にしてゼロから作り直すのがリベラルだ。リベラルなやり方は往々にしてうまくいかない。今までうまくいっていたものまでも捨ててしまうためだ。
保守のやり方は問題を先送りしているように見えないこともないが、すべてにおいて問題の解決は問題の先送りでしかないのではとも考えてしまう。

ドラッカーの「産業人の未来」(ASIN:4478001235)を思い出してしまった。