2008年のハイテク業界

Tech.view : Technology in 2008 (The Economist)
2008年にハイテク業界で進む流れを3つ。1つめがネットの帯域幅の拡大。ISPは今までユーザーからのダウンロードのための帯域のみに注意しておけば良かったが、CGMの人気拡大でアップロードにも対応しないといけない。そのため設備投資を行っている。2つめが携帯電話を始めとする通信デバイスのオープン化。Googleが周波数のオークションに参加したのも、自社サイトへのアクセスを保証するというのが動機だった。携帯電話では各社クローズドなシステムを持っているためにユーザーが自由にGoogleサイトにアクセスできないとの問題があった。Androidを提供するようになったのも同じ動機だ。すでにFCCはオープンなネットワークを入札の条件としておりGoogleの目的はほとんど達成したのも同然だ。3つめがデスクトップPCにおけるLinuxの浸透。これはUbuntuによるところが大きい。