ドキュメント・にっぽんの現場「早紀の友だち180匹・モンキーセンターの半年間」

録画したものを見る。淡路島にあるモンキーセンターの経営者の娘である早紀ちゃんと猿たちの交流の物語だ。意外だったのが、猿のボスの行動だ。ボスは弱い猿や障害を持った猿を保護する立場にあるらしい。他の猿が弱い猿をいじめたりしないように守っているそうだ。集団全体に目を配らないとボスとしての資格はないのかもしれない。ただそんなボス猿も早紀ちゃんにはかなわない。怖がることなく猿たちと楽しそうに遊んでいるのがほほえましい。群れの猿すべてを区別できるというのも子供のころから猿と遊んでいたからできる芸当だろう。

タクシー(学校が提供しているらしい)で通学しているというのも面白い。少人数ならスクールバスを運行するよりもタクシーを使った方が安上がりなのだろう。