昨日放映していた。ポーランドがEUに加盟したことで多くのポーランド人が高い給与を求めて英国にやってくるようになった。しかし現実はポーランド人が夢見たようなものではなかったようだ。ポーランド人同士での仕事の奪い合いがあるために賃金は低く据え置かれているし、言葉の壁という問題も大きい。英語をろくに話せないとどれだけ高学歴でも満足な仕事にありつくのは難しい。その結果、英国では多くのポーランド人のホームレスも発生しているという。反対にポーランドでは、労働力が外国に流出することで深刻な労働力不足に陥っている。特に医療関係者の不足が著しいようだ。給与が10倍も高ければ英国に行ってしまうのも当然だと思うが。残された労働者にかかる負担が大きく、医療関係者によるストライキまで発生している。
これだけ労働力の流出が発生すれば、ポーランド国内の賃金も上昇しそうな気がするが、まだそこまで進展していないようだ。
7月10日のWSJにも、Shortage of Skilled Labor Pinches Eastern Europeという記事が掲載されている。ほとんど見出ししか見ていないが同様の話題を扱っているようだ。
