NHKプロフェッショナル・仕事の流儀「世界最高峰の外科医・前例なき難手術に挑む・がんに勝つ」

http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/070703/index.html

妻と一緒に、夕食を取りながら見た。肝臓癌は手術が難しい分野らしく、今回の主人公である幕内雅敏氏はこの分野の第一人者だという。一番印象的だったのが、仕事に対する姿勢だ。24時間365日医者であることをモットーにしている。こうなってくると、医者というものは職業というよりも生き方そのものといったように見える。60歳になって10時間以上もの手術を行うのはかなり体力・精神的に大きな負担となっているだろう。偉くなってしまえば部下に任せて自分はのんびりするというやり方もあると思うのだが、最前線で戦わないと気が済まない性分なのかもしれない。
手術中に演歌を流すというのも面白かった。クラシックを流すという話は聞いたことがあったが、医者によりやり方も様々だ。さすがにデスメタルをかけるような医者はいないだろうが。