ガイアの夜明け 「メタボリック症候群を防げ!ウエスト85センチをめぐる闘い」

これも録画しておいたもの。メタボリック症候群を防ぐことは企業にとっても大きな問題になっている。まずメタボリック症候群の社員が増えて生活習慣病の患者が増加すると、健康保険組合の財政が悪化する。政府の方針によりメタボリック症候群が増えると健康保険組合から政府に収める負担金も引き上げられてしまう。最後に、もちろんだが、社員が病気になると生産性も悪化してしまう。社員が不健康な状態では会社の業績がよくならないのは当然だ。
脂肪を蓄えてしまう人間の特徴は、人間の長い進化の過程において脂肪が足りなかった時代が長かったことを示しているのだろう。それだから人間の本能ではなかなか脂肪を抑制するのは難しい。理性の力が試されるところだ。これだけは薬ではなんともなりそうもない。
デサントがメタボリック症候群の患者のための健康プログラムを開発しているらしく、その様子も取材している。ダイエットと同じく挫折する人が多いという。できる限り短い間隔でフィードバックを得られることが、継続へのモチベーションになるのだろうとは思うが、メタボリック症候群のように内臓脂肪となると、個人で簡単に測定することも難しい。

この番組を見ていて、私も心配になってきた。健康診断は1年に一回だから、夏までどうなっているのかは分からない。運動量が低下していると思うので少し怖い。