電信柱の作業員

電信柱の作業員の研修風景の紹介。電話会社は毎年多くの社員を電信柱での作業訓練の研修に行かせている。研修では電信柱が登っても安全な状態にあるかという確認作業や、感電しないための方法、虫を避けるための方法、修理方法などを学ぶ。現場作業員だけではなく、管理職も研修に行かされる場合もある。現場作業員がストなどで利用できない場合に備えるためだ。はしごなどで電信柱に登ることも可能だが、必ずしもはしごが利用できる場合とは限らないので素手で登る訓練が必要となる。電信柱は時代遅れに見えるが、光ファイバーの登場で再び脚光を浴びている。地中にファイバーを敷設するよりも空中に敷設したほうがコストがかからないためだ。
In This Profession, Everyone Moves Up, Some Fall Down
(Wall Street Journal)(2004/11/17)