試験中の乳がんの薬品をめぐる悲劇。

この薬品はある女性には絶大な効果をもたらしたのだが、多くの患者にとってはそうでもなかったため、開発している企業は臨床実験を中止を決断した。この女性はこの試験中の薬なしで生きていくことを恐れて、様々な活動を通じてなんとかこの薬品を救うために奔走している。製薬会社に直談判したり、FDAに陳情したり、開発者に直接面会して協力を求めたりしている。臨床実験は既に終了しているが、薬品は会社から特別に分けてもらっている。しかし在庫も少なくなっており薬が切れてしまうのも時間の問題となっている。少ない薬を節約するために、投与間隔をあけることで対応している。