BlackstoneやKKR、Apolloといったプライベート・エクイティ・ファンドの錚々たる運用会社が今までの方針を転換して、一般大衆より資金を集める戦略を打ち出している。上場投信の形式で一般投資家より資金を集める方針で、既存のような富裕層や機関投資家などからの資金集めとは異なっている。既存のファンドでは、運用期間が短く、その間に企業買収などを行い利益を上げる必要がある。しかし上場投信の形式を取ることにより無期限の運用期間を有する資金を獲得することができる。運用成績がどうであれ、最低の運用報酬は得ることができるので魅力的な商品に映る。加えて収益の一部を成功報酬として得ることをできる。ただこのことは買い手である一般投資家には魅力が薄いということを意味する。ここへきてプライベート・エクイティ・ファンドが上場投信に殺到しているのは、90年代後半のベンチャーキャピタルの動きに酷似しており、バブルの匂いを感じ取る向きもあるようだ。
Private Equity Goes to Public, Letting Small Investors Play
(WSJ)(2004/04/26)(Heard on the Street)(1,143 words)
Readability: fog=14.51 flesch=46.47 kincaid=11.91
private-equity (15.90) wilkus (15.02) blackstone (12.09) apollo's (12.08) middle-market (11.50)
(WSJ)(2004/04/26)(Heard on the Street)(1,143 words)
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