紙おむつの分解方法

Bioremediation: Bottom feeders | The Economist
紙おむつは処分がなかなか難しいらしい。日本の場合はおそらく焼却するから問題ないのかもしれないが、埋め立てにする場合だと紙おむつが完全に分解されるには100年以上かかるという。この分解に要する期間を劇的に圧縮してくれるのが、きのこの一種だ。キノコの成長の過程で紙おむつを分解してくれるらしい。紙おむつを苗床にしてキノコが育つというのも奇妙な光景だ。これだけでも充分魅力的な話だが、おまけとしてそのキノコを食べることができるという。おむつ(もちろん使用済み)で育ったおむつを食べようとする人が居るかどうかは別の話だが、この研究を行った学者(メキシコの大学に所属)は、メキシコの市場で売られている野菜よりも清潔だと主張している。