がまんのできる子ども

How to do well: Getting inside the mind | The Economist
面白そうな本である。翻訳が出れば読みたい。The Economistの書評であるが、紹介されている実験が興味深い。4歳の子どもにマシュマロを一つ見せて、監視者が戻ってくるまで食べるのを我慢できれば、もう一つマシュマロを与えるというものだ。もちろん我慢できずに監視者がいなくなるとすぐに食べてしまう子どももいるし、なんとか我慢できる子どももいる。4歳の時点で我慢できるかどうかは、その後の人生で大きな意味を持つようだ。我慢できる子どもは学歴も高く、所得も高い大人になる可能性が高く、酒におぼれてしまうことも少ないという。少し怖い話だ。どんな子どもが我慢できる子どもになるのか、家庭環境が大事らしい。記事の中ではorganized homesと書いてあるが、両親が両方ともいるという意味だろうか。

The Social Animal: The Hidden Sources of Love, Character, and Achievement

The Social Animal: The Hidden Sources of Love, Character, and Achievement