クラウドコンピューティングのスポット市場

Cloud computing: A market for computing power | The Economist
題名の通り、クラウドコンピューティングのスポット市場が誕生した。規格がどのように統一されているのかよく分からないのだが、サービスの売り手は匿名で市場に参加できるという大きな特徴がある。そのため、売り手は自社独自の価格体系を気にせずに余剰能力を販売できるというメリットがある。面白いのは、意外な会社が売り手として市場に参加していることだ。たとえばアニメーションスタジオ(ピクサーかドリームワークスか?)があげられる。コンピュータグラフィックスを利用した映画の場合、多数のコンピュータが必要だが、必ずしも常に映画を制作しているわけではないので、設備が余ってしまうこともあるようだ。そのような設備を売りに出しているらしい。