今のThe economistの読み方は以下のような流れになる。
- 日本に関する記事があるかどうか探す。
- World This Weekを読む。
- Leadersを全部読む。
- Businessからいくつか読む。
- Finance & Economicsからいくつか読む。
大体、金曜日のうちにこの程度読んでいるような感じ。分量があるBriefingやSpecial Reportは後回しになる。
最近は9割以上は読んでいると思うが、BagehotやObituaryまで手が回らないことが多い。コラムの中ではBagehotが一番難しい。英国政治・社会に関するコラムだが背景となる知識がないとなかなか大変だ。Lexington(米国政治に関するコラム)のほうがまだ理解しやすい。Bagehotも根気強く読んでいけば理解できるようになるだろうか。コラムに関して言えば、アフリカやテクノロジーに関するコラムももうすぐ登場するのではないかと予想している。
The Economistは英国の雑誌だけに、Britainという英国独自のセクションがあるのだけど、英国の様子を世界中に伝えるのにこれ以上最適なメディアはないのではと思う。The Economistの読者もそれほど英国の事情に関心があるとは思えないのだけど、雑誌の中に英国の記事が含まれていれば自然に読むと考えられるし、英国という国に親近感を持ってもらう効果は大きいのではないかと感じる。日本にもこんな雑誌があれば良いのだけど、言葉の壁は大きいだろう。
この前、本屋に行ったら、コラムの名前の由来となっているThe Economistの初代編集長のBagehotが書いた「ロンバード街」の新訳が置いてあった。買おうかなと思ったがなかなか難しそうなので止めておいた。
- 作者: ウォルター・バジョット,Walter Bagehot,久保恵美子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2011/01/25
- メディア: 単行本
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