世界の首都を目指すロンドン

Londonism and its adherents: The capital's creed | The Economist
興味深い記事。英国全体とは離れた、ロンドン独自の政治思想が浮上しているとの話。不思議なことにロンドンの市長が選挙で選ばれるようになったのは比較的最近のことであり、今まで2名しか公選市長職を勤めていない。それぞれ労働党と保守党の政治家なのだが、政治思想は大して変わりがない。移民に好意的で、世界中から人材を吸引することに熱心で、税金をたくさん納めてくれるので金融業界にも好意的、富裕層を遠ざけるという理由で金持ちへの増税には批判的、民間資本を導入して都市開発を進めるといった点が共通している。