国ごとに見るCSR(企業の社会的責任)への考え方

Attitudes to business: Milton Friedman goes on tour | The Economist
ミルトン・フリードマンは、「企業の社会的責任とは、利益を上げることだ」と主張したことで知られている。すなわち今はやりのCSRに対しては否定的な見方をしていたことになる。国ごとに、このフリードマンの主張に同意できるかどうか、調査したところ、非常に興味深い結果となった。一位がダントツでUAE、二位がなんと日本である。フリードマンの母国である米国よりも高い比率の人が同意していることになる。ただ注意しないといけないのが、調査対象が、大卒で所得が上位4分の1に属している、つまり勝ち組の人たちであるという点だ。国全体を代表している訳ではない。