チュニジアでの政権崩壊

Tunisia's troubles: A dictator deposed (The Economist)
Tunisia's troubles: No sign of an end (The Economist)
数週間前より、The Economistではチュニジアがやばくなっているとの記事を掲載していた。発端はある若者が職を見つけることができないという不満から焼身自殺を行ったことにある。これが失業率が高く政権中枢に富が集中している同国の庶民の間で共感を呼んだらしい。大規模なデモが発生して、大統領側も懐柔策を提示している書いてあったが、こんなにあっけなく崩壊してしまうのは意外だった。ただ国民から敵視されていた大統領がいなくなっても代わりに登場した首相も信頼されているとは言えず、今後どうなるのかまったく分からない状況だ。