DMX-CA100購入

SANYO デジタルムービーカメラ Xacti CA100 P ピンク DMX-CA100(P)

SANYO デジタルムービーカメラ Xacti CA100 P ピンク DMX-CA100(P)

2年ぶりにビデオカメラを購入。初めての防水タイプだ。子供と一緒にプールに行くので買ったものの、肝心の子供の体調が悪くプールには行けなかった。代わりに近所の公園で水遊びさせた際に撮影してみた。

防水タイプなのでやむを得ない部分があると思うのだが、いくつか不満がある。まずSDカードを交換する際にはバッテリーを取り出さないといけないという点だ。バッテリーを一度取り出して再度入れると、一度電源オフになってしまうので、次回撮影する際には、カバーを開けるだけで撮影可能にはならない。電源ボタンを数秒程度押す必要がある。この機種を含めてXactiは3台目になるが、操作体系は大して変わっていないものの、ボタンの配置が大幅に変わっており、画面を見ながらカーソルを動かすのも少しきつい感じだ。まあそれほどカーソルを動かすような操作は行わないのだけど。
USBとHDMIコネクタがあるが、防水のためにあたりまえだがきついカバーが付いている。そのため開けにくい。しかもカバーが小さく、USBコネクターと接近していることもあり、壊してしまいそうな心配がある。いっそのことバッテリーのあたりにコネクターを配置してカバーを一つにまとめてしまったほうがよかったのではないかという気がする。
充電器がないというのも残念なところ。HD1000でも付属していなかったのだが。。またiPodみたいにUSBコネクターを経由して充電するという形式に変更になっている。これまたHD1000と同じだが、どうでもよいAVケーブルが付属している一方でHDMIケーブルは付属していない。2年ぐらい前ほどではないがHDMIケーブルは高価なので仕方がないのか。

肝心の画質だが、データ容量の関係でHD1000と同じHD-HRモードで撮影してみた。野外では特にHD1000と遜色ない。本体が小さいこともあり、こんな小さなカメラでここまできれいに撮影できることに少し驚く。水遊びに時には、水面が動いてきらきら光るが、そのようなシーンは画像処理が難しいらしい。CA100でも少しブロックノイズが見られた。逆に室内での撮影は、HD1000のほうが上だと思った。やっぱりHD1000のほうがレンズが大きく、これが光量が少ない室内での画質の差につながっているのだろうと思った。

持ちやすさという点では、HD1000、CG65と比較して一番優れていると感じる。CG65が一番軽いのだけど角が立っており手が少し痛くなる。HD1000は持ちやすさという点ではそれほど悪くないが、CA100よりも重い。HD1000だとネックストラップで首からぶら下げるのはかなりきついと思うが、CA100ではぎりぎり大丈夫かなといったところ。

サンヨーもパナソニックの子会社になって、親会社との競合を避けるためなのか、Xactiの中でも上位機種(HD2000)の後継機種が登場しない。数万円程度の低価格カメラに注力するつもりのようだ。ただ技術革新のスピードの速さで、おそらく数年後には5万円を超えるようなビデオカメラはなくなっているのではないかという気がする。CA100もアマゾンで2万8000円程度で購入したが、これだけ撮れればおそらくほとんどの人は満足できるのではないかという気がする。



予備用バッテリーを間違って2個も買ってしまった。SDカードは手持ちのものを流用。Class 10のものを使うようにと書いてあったような気がするが、Class 6でも問題なかった。データ量が多いFull-HDモードで撮影すると書き込みが追いつかなくなるのかもしれない。