バイリンガル環境で育てられた赤ちゃん

Language and cognition : Twice blessed (The Economist)
二カ国語を話すことが出来る子どもは成績がよいか否かは議論の分かれるところである。しかしこの記事で紹介されている研究では、二カ国語が普通に併用されているような地域で育った赤ちゃんは、認知能力のある箇所の発育が早いとの結果が出ている。面白いことに赤ちゃん自身は言葉を話すことが出来なくてもそうなるという。話すことができなくても赤ちゃんはどの言語で話されているのか判断しようとしているようで、それが認知能力の成長を加速しているいるようだ。ただこの研究は自然に二カ国語が話されているような環境を対象にしたものなので無理に外国語教室に入れても同じような効果をもたらすのかどうかは不明らしい。私のいとこにブラジル人と結婚した子がいるが、この前聞いたところ、家ではポルトガル語を話すらしい。今年冬に子供が生まれたばかりなので子どもがどのように成長するのか楽しみである。