早送り中に見たCMでも宣伝効果はある

Technology and advertising : Watching the watchers (The Economist)
広告主にとっては難しい時代である。多くのチャンネル、ウェブサイトが存在するので一つのCMを同時に多くの視聴者に届けることが難しくなった。しかもHDDレコーダーの普及により録画した番組では簡単にCMを飛ばすことが出来るのだ。ただ明るい話題もある。視聴者は早送りボタンを押してCMを飛ばしている最中には通常以上に画面に集中している(肝心の番組本編を飛ばしてしまわないように)ので、やり方を工夫すればメッセージを視聴者に届けることは可能だという。ただ早送り中は画面の変化が早く、視聴者は真ん中のエリアしか見ていないので、真ん中にアピールしたいもの、特にブランドイメージを強化するようなものを持ってくることが肝心だ。